2014-7-18 Fri アスリートに思う事

皆さん今日は。何と数年ぶりのブログ更新です。この間冬眠していたわけでは無論なく、24時間365日診療に身を捧げる事に努めて参りました。1秒1秒大切に最優先業務から順番に勤しんでいる間に、ブログ書けずじまいの数年が経ち今日となってしまいました。光陰矢の如し、少年老い易く学成り難し、の図式路線をまともに走っている様でもあり、要領が悪いのか複雑な思いを抱き続けている毎日でありました。

今年も冬季オリンピックやサッカーワールドカップ等の大きなスポーツイベントがございました。その都度選手たち、「アスリート」が話題となりますね。この「アスリート」という言葉ですが、一見「特殊運動能力の持ち主」、「選ばれたハイレベルな運動家」とイコールであり、我々一般ピープルから離れた関係の無い言葉、とも捉えられがちですが、私は決してそうとは思いません。万民全て、老若男女全ての方がアスリートの対象と言えるのではないでしょうか。特に高いモチベーションをもって何がしか活動されている方々は尚更そう言えるでしょう。

私は、日々同じようなオペ等業務をしていても、これで十分、という満足感に浸ることはまずありません(これは同様の技術系職人さんも当てはまるかもしれませんが)。今はまだまだ道半ばであり、もっと上があるという、言葉では表しがたい何か餓えた気持の一種、が拭い切れないのです。アスリート的に言うと、例えば短距離走を素晴らしいタイムで早く走れたとしてもそれは直ぐに平凡な記録、陳腐化してしまうが故に、もっと上のタイムを目指し続けないと話にならない、といったもの(謂わば脅迫的観念?)に近いかもしれません。あるいは、同じ時間を掛けるにしても、もっと早くそのパーフォーマンスが出来たかもしれない、よってもっと多くのパーフォーマンスが出来たかもしれない、といった気持ですね。

このような気持ちを持っている限り、まだまだ自分は若いんだ、頑張れるんだ、というプラス思考で日々を過ごしていけるのかな、と感じております。ワールドカップでブラジルが油断して惨敗しましたが(偉そうな事を言って失礼)、それを反面教師として過信を捨て謙虚に、自分なりのパーフォーマンスに磨きをかけて行きたいと思うのであります。

 

 


2014-07 Back number


FBCメンズクリニック 総院長 鈴木隆

FBCメンズクリニック 総院長 鈴木隆

日本形成外科学会認定専門医 医学博士

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