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性病(S.T.D)

S・T・Dとは、Sexual Transported Diseaseの略で、性感染症の意。
一昔前までは、性行為を行い移る病気を性病といって、梅毒・淋病・軟性下疳・そけいリンパ肉芽腫の4種類しか知られていませんでしたが、性の多様化に伴い性行為によって感染する病気・症状が非常に多くなり、「性病」の範囲では収まらなくなりました。そこで、オーラルSEXなども含めた性行為全般によって感染する病気もしくは症状をS・T・D(性感染症)としたわけです。

S・T・Dのいろいろ

S・T・Dのいろいろ梅毒・淋病・軟性下疳・硬性下疳・そけいリンパ肉芽腫・HIV・非淋菌性尿道炎・毛虱・ヘルペス・カンジタ・尖圭コンジロームなど

性感染症の種類と症状
  • クラミジア
    男性は尿道炎。かゆくなり、米のとぎ汁のような薄いウミが出る。女性は子宮頸管炎。症状はほとんど無し。放置しておくと不妊症、流産しやすくなる。発病は性行為後2週間以上してからが多い。
  • 淋病
    黄色のネバネバしたウミが出る。排尿時、尿道に焼けるような痛み。発病は2〜3日から1週間が多い。男性の場合、治療せずにおくと菌血症という病気になり、関節炎などの色々な病気を起こす。
  • 尖圭コンジローム
    ペニスの亀頭、陰茎部、陰嚢、肛門周囲などに早いスピードで、ニワトリのトサカ状のイボができる。女性がかかると、大陰唇→小陰唇→膣の中へと進行する。
  • ヘルペス
    口の周りがただれるタイプと性器に出るタイプがある。性器ヘルペスの症状は、ピリピリと痛くなる→赤くなって腫れる→小さな水ぶくれ→数個〜数十個になる→破れてただれる。女性の場合、痛みがひどい。口のタイプが性器に出たり、その逆も。“シックスナイン”の産物。
  • 膣カンジタ症
    カビの一種。女性は皆持っているが、妊娠の可能性の無い女性が発症する。子供、更年期以降の女性、妊娠、ピル服用女性など。膣の中がかゆくなり、“おりもの”が多くなる。男性が感染すると、性器の皮膚炎や尿道炎を起こす。
  • トリコモナス
    原因は原虫。女性の症状は膣がかゆくなり、“おりもの”が多くなり悪臭をともなう。男性は前立腺炎。女性がトリコモナスになった場合は男性(パートナー)も治療が必要。
  • 毛虱
    陰部がかゆくなる。発病(かゆくなる)まで1〜2ヶ月。症状が出た時は、かなり増えている。
  • A・B・C型肝炎
    A型は肛門性交で感染。B型・C型は血液を介する感染。
  • キス病
    原因はウィルス。持っている人とキスをすると、かかる。高熱が出たり肝臓などが腫れて重体のケースも。日本人は原因ウィルスを持っているので安心。
  • エイズ
    男性から女性への感染が圧倒的に多い。性病を持っている男性は、たとえ1%でもエイズウィルスが入るとかかりやすくなる。

感染確率が3倍以上に!

数年前より包茎と性病との関係について世界的に各方面から研究されてきていましたが、近年包茎の人の場合亀頭が露出されている露茎(むけている状態)の人に比べ感染の確率が3倍以上高くなるという報告が多数されています。
亀頭は普段から露出されていることにより、粘膜の表面を覆う皮膜がしっかりと形成されてくるのですが、仮性包茎も含め包茎の状態では、亀頭粘膜を覆うこの皮膜が薄く弱い為、病原菌を吸収しやすくなり、感染の確率が高くなるというわけです。

通常の場合、二次成長を終える頃に亀頭部が露出されるいわゆる「露茎」の状態になりますが、この時期を過ぎてもかぶっている場合、それ以降包茎の状態は改善されることはありませんので、治すためには包茎手術を受ける他ありません。

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