2011-6-19 Sun 2011年6月:梅雨、湿っぽい毎日が続いています。-1秒を大事にするか否か-

今年の梅雨入りは早く、降る雨量も半端ではなく、移動の多い私にとって楽な季節ではありません。豊臣秀吉は中国大返しで1日100キロ走破したそうですが、時代は違えど重い診療器材を携えて雨中1日1,000キロを超える頻回出張も中々身に堪えるものがあります。精神的に楽ではないのですが、しかし実際は意外に運動不足に陥っている事も事実です。毎日朝早くから夜遅くまで診療手術の連続であるため、本格的なフィジカルエクササイズをする十分な時間は取れるはずがありません。

そこで苦肉の策ですが、長距離移動の無い近場の通勤時に特別な工夫をし始めました。私の住む合宿所と称する拠点から病院までの僅かの距離ですが、その間をただ歩くだけではなく、お腹を出来るだけ凹まし、胸を張って背筋を伸ばし、肩を下げて、膝をしっかりと挙げて歩く、まるで機械ロボットが行進するような動作で歩行するのです。たまに道中一緒になるスタッフが私の歩く姿を見て笑いますが、これが実に良い体操効果があるように感じ気に入っております。わずか100m歩くだけでも結構体に効いてきます。運動不足な方は是非採用してみては如何でしょうか。

さて、忙しい方は尚更、「Time is money.」 なのでしょうけれど、この所の私は1秒1秒がとても大事に思えてなりません。歴史を見ましても、僅かの違い、タッチの差で「その時歴史が大きく変わってしまった・・」という事実があるのですからね。また、私は長く救急外科、ERに従事していましたから、1秒の先手治療でスムーズに救命出来たり、逆に1秒の後手で難儀したり等の経験を体に染み込ませていますから、わずかの時間を神経質に捉えてしまうのは性なのでしょうか。 ・・・続く


2011-06 Back number