2011-2-12 Sat 2011年2月: 立春 -あるものでやる、ということについて思う-

お正月の挨拶も出来ず早や立春。1日が僅か24時間ではなく10倍の240時間に出来る魔法の術があれば・・と真剣に思います。さて皆さんは今正月どの様に過ごされましたか。私は丁度元旦から上気道感染を珍しく患ってしまい、幸か不幸か正月3ヶ日を自宅休養に当てるタイミングとなりました(と言いましても内1日は手術応需のため銀座院に出勤し、今年の正月もまたフル休暇にはなりませんでしたが・・)。

その東京での自宅休養期間中、たまたまHDに録画されたあるTVドラマを見ました。通常この手のものは俗っぽいと思い避けるのですが、そのドラマのタイトルは「仁」。古くから医は仁術と言い、この一文字に関心を示さない医師はおらず、私も例に漏れずつい見始めた次第です。内容は現代の医師が150年前の江戸時代にタイムスリップしてしまい、その時代背景で当然受けるであろうハンディキャップを背負いながら頑張って医療活動をする、というものでした。主人公であるその気の毒な医師を演じる俳優さんの、外科医としての専門手技、動作には稚拙な所が多々あり、正直苦笑は致しました。しかし悪戦苦闘しながらも、その時代のその場にあるものを使い、何とかまともな医療を遂行するんだ、逆境にめげず結果を出すべく今あるものだけでやるんだ、という闘志に強く感動、共感し、ついつい深く見入ってしまいました。

そのヒーロー医師がタイムスリップした江戸時代は、何と幕末の文久2年(1862年)。この年は幕末ファンなら一番わくわくすると思いますが、

・・・(続)


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